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2011年2月6日日曜日

研修医7?子

2008.8 記


実はエプロン先生にも、研修医時代がありまして・・・・。当時は、白衣も着ておりました。朝早くから夜遅くまで、とにかく病院の中を動いたものです。常に、ポケベルを持たされ、役に立つわけでもないのにすぐ呼び出される毎日でございました。そのようにして少しでも多くの経験を積み、りっぱなお医者様が育つのだということを知ったわけです。

内科の研修をしている時の事でした。
長引く熱で病院を受診された七十歳代のMさんが入院され、私が担当する事になりました。胸の中に水が溜まっているという事実だけは明らかなのですが、さまざまな検査をしても原因がつかめないのです。

Mさんの熱は一向に下がる様子もなく、研修医が主治医では本当に不安だったと思います。(ちゃんと先輩に指導をうけていたのですが)私に出きる事は、Mさんの枕元に、冷たいお水を足しげく持っていく事だけでした。本当に申し訳なく思いながら、3ヶ月間という内科での研修を終わり、麻酔科に移る事になりました。

日が経つにつれて私は本当に医者に向いているのだろうかという疑問が大きくなっていきました。人の命を守る事の重大さに押しつぶされそうでした。

それからしばらくたって、Mさんが手術室を訪ねてくれました。原因はとうとう分らないまま熱は下がり胸水も無くなって退院されたというのです。私に地元のお菓子を持ってきて下さいました。

それから、病院を受診されるたびに私の居場所を探して挨拶に来て下さいました。「熱がある時の冷たい水はおいしかった」と・・・・。

あれから、27年、私は病気を治すお医者さんとはかけ離れた仕事をしています。そして、それがどこかで劣等感としていつも私を苦しめていました。

そんな時、あるご縁で知りあった広島の小児科の先生がわざわざ二人の助産師さんを連れてBeHappyを訪ねて下さいました。広島でBeHappyと似た活動をされているそうなのです。同じ夢を描く者同士、意気投合し盛り上がりました。そして、こう言って下さったのです。「10年後先生のようになりたい」と。うれしかったー。(エプロン先生涙です)
三角の子育て支援センターでこんな言葉を見つけました。

こどもはありのままのじぶんを
おやからしんじられてはじめておやをしんじ
じぶんをしんじて
それからおおくのひとをしんじることができるようになるのです。

ありのままをしんじてもらえること、みとめられること
それは生きていくために食べ物と同じくらい必要な事なんだと・・・

27年前、研修医7子。今は、改名 やぶのたけこ(?)
でも、何とか笑顔で生きてます。

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