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2011年2月6日日曜日

ルール

2007.4 記

 
今月は会報に載せたちょっと長い文章ですが、我慢して読んで下さいね。
ルール

最近、ちょっと考えていることがあります。
私の家の前に、きれいな石ころを敷き詰めた子ども達が大好きなスポットがあるんですよね。子ども達は、そこへ行くと必ず石を塀の上に並べたりじょうろの中に詰め込んだり、花壇に投げたり側溝に入れたりと本当に楽しく遊びます。自由に遊ばせてあげたいなーと思う反面、私個人としては後始末に困っている現状があるので、これは「他の人に迷惑をかける」こととして子ども達に意思表示をしていかなければならないのではないか?と考えたのです。BeHappyのお庭は、公園のように子ども達が楽しく遊べるようにはなっていないので唯一の楽しい場所を奪うのは申し訳ないと思いつつ、お休みの間にそのスポットに入りにくい工夫をしてみました。迷った揚げ句、出した結論でした。世の中のルールを子ども達に伝えていくこともBeHappyの大切な仕事ではないかと考えるようになったからです。

私は、母が朝早くから夜遅くまで仕事をしてために、祖母や叔父叔母に育てられました。大家族のなかで暮らしていたのです。決して大きな家に住んでいた訳ではありません。それなのにみんな仲良く暮らしていた記憶しかありません。そして、なにより叱られた記憶がないのです。決して豪華ではないけど心のこもった料理を食べ、叔母達は私と姉にいつも可愛いお揃いの服を作ってくれました。叔父達は針金や木切れでいろんなおもちゃ(たとえば扇風機やタンス)を作ってくれました。叔父達は見よう見まねでバイオリンを弾き、叔母はオルガンを演奏しました。ある叔母はお風呂の中でゆでだこになるくらい長ーいお話をしてくれました。船の設計士だった祖父は、とても几帳面でひと月ごとに色鉛筆で描いた絵のついたカレンダーを作ってくれたこともあります。祖母はとても節約家でした。頭に浮かぶのは靴下や下着の繕い物をしていいる姿です。その糸も他の服を解いた時にでたものをきれいに糸巻きに巻いてとっておいたものでした。決して裕福とは言えない家庭だったと思いますが、本当に豊かな暮らしをさせてもらったと思います。

ただ、二つだけ私の記憶に残っている厳しいルールがありました。
当たり前のことなのですが、ゴミが出たらすぐ、ゴミ箱か誰かのポケットに入れさせられたことです。お陰で、いまだにゴミをポケットに入れる癖があって、そのまま洗濯機へー!という悲惨な結果を生み出してしまうのです。私の子ども達も、この私に染み付いた性癖のお陰で、私のポケットにゴミを捨てる癖ができました。だから、決してどんなに小さいゴミも道ばたに捨てることはありませんでした。私が子ども達に伝えられた数少ないルールのひとつです。もう一つは、食べ物を残さないこと。叔母の一人は、おかずを一度には出してくれませんでした。一つを食べ終わらないと次をもらえな
かったのです。これは苦しかったなー!

皆さんは、何か子ども達に伝えているルールがありますか?
子ども達は、近所のお友達や子育て支援センターでの活動・幼稚園や保育園での生活を通して世の中で生活していくためのルールを自然と覚えていくことでしょう。でも、親しか伝えられないルールもあるかもしれませんね。いつか、ぜひお話を聞かせて下さい。そして、子ども達が大好きなスポットの「一時的閉鎖」についても、ご意見をお聞かせくだされば幸せです。
エプロン先生でした。

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