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2011年2月5日土曜日

手作りのぬくもり

2006.11 記


 私の母は、保健室の先生をしていました。だから、母は、産休が開けるとすぐに私を祖母や叔母達に任せて仕事に出かけなければならなかったそうです。後ろ髪を引かれる思いで職場復帰したという母の気持ちを知ったのは、私が中学生になった頃でしょうか?それまで、私は母が仕事をすることをとても恨んでいました。いつも仕事で遅く帰ってくる母を、私は、門のところで暗くなるまで待っていました。「絶対自分の子にはこんな寂しい思いはさせない。」と誓いながら・・・・。今思えば、母は必死で仕事をし私や姉のことを育てていたんだと思います。
 
 祖母はもちろん叔母達は、私や姉を本当の子どものように可愛がってくれました。特に、「てっちゃん」は、まさに母親代わりでした。私の記憶に残っている「てっちゃん」は、いつもニコニコ笑っていて怒った顔を見たことがありません。食事は、余るほど作らないと気が済まないようなおおらかな人でした。そして、頼むと何でも作ってくれるとても器用な人でした。だから、私の洋服は下着からピアノの発表会や卒業式に着ていくスーツまで手作りでした。いつもそばにおいていた人形の洋服は、私の服とお揃いでした。


 そんな「てっちゃん」を見て育ったものですから、私も小さい時からものを作ることが好きで、人形の洋服を自分で作るようになっていました。そして、小学校の6年生の頃には、家庭科の先生に、「ほんとに自分で作ったのか?」と聞かれるほど上手にネルのパジャマを作ったのを覚えています。


 大学生の頃、付き合っていた人(もちろん今の夫です)への誕生日のプレゼントも、手作りのセーターやボタンダウンのシャツでした。
 
 35歳(?)になる今も手作り大好きです。時には、仕事より好きで困るくらい。
 
 今、今手作りをする人がとっても増えているそうですね。


 BeHappyの教室に参加してとうとう手作りにはまった人もいらっしゃるようです。手芸だけでなく、お料理やガーデニングなどものを生み出すということの喜びはお金には換えることのできない喜びを与えてくれますよね。


 針の穴に糸を通すのがとっても辛くなってきましたけど、気持ちの続く限り手作りを楽しんでいきたいなと思っています。
エプロン先生でした。

 

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