2008.10 記
うちの息子は、ご幼少の頃とてもエネルギーに満ちあふれた元気な子どもでした。(よくいえばねー。)言い換えれば、一時もじっとしていない子だったんです。
たとえば、お姉ちゃんの学校の参観日のことです。いつも連れていったのですが、お姉ちゃんの教室にいる時間はほんの数分間だけ!(×○×)あとは他のクラスを順番にご訪問された揚げ句授業の邪魔をなさるのです。そして、最後はお姉ちゃんの隣にイスを持っていってちょこんと座るんですよ。申し訳なさとしつけが悪いと思われるんではないという恥ずかしさで、いつも小さくなっていました。
それでも、お姉ちゃんに「お母さんはちゃんと来たよ」と知らせるために、毎回頑張って出席していたような次第でした。
それはまだいいとして、彼はとても乱暴者でした。お姉ちゃんを叩く・ひっかく・蹴る・・悪行三昧。時には、お友達を挨拶代わりに?押す!!といった行動を取りました。本当に気の休まる時がなかったのです。
いつしか、私は人のいる所では、いつも彼の後をつけ回し人に危害を加えないように見張るようになりました。きっとそれも彼の振る舞いをどんどん悪化させていったと思います。
もう、体力の限界!と悲鳴を上げそうになった頃、たまたま友達が恐竜のぬいぐるみの本を見せてくれました。とても素敵な本で、私はひとめぼれ!!!
そして、ひらめきました。よーし、この恐竜を作っちゃえー( ^○^)
そして、その恐竜だけは息子殿が思いっきり蹴飛ばし、ひっぱり、叩いてもいいようにしよう。恐竜をやっつけれる息子をかっこいいと褒め称え、お友達やお姉ちゃんに優しくできる息子殿を真の英雄に仕立て上げる・・と言う計画を立てたわけです。
息子が寝静まってから、必死に恐竜製作に取り掛かりました。夫も縫い上がった恐竜に綿をぎっしり詰めるという作業を手伝ってくれました。
結果は????
息子はその恐竜をとても気に入ってくれました。ステゴちゃんだけはどんなに乱暴しても注意をされないと知って投げるは蹴飛ばすは叩くは・・・・と大格闘!
お友達やお姉ちゃんへの乱暴が計画通りすぐに減ったわけではありませんが、少しずつ少しずつ少なくなり、2歳で保育園に行く頃には少なくともお友達への「手出し」は無くなっていったように思います。
お姉ちゃんは相変わらず、息子殿のエネルギー発散の的になっていましたがー。
そんな息子も、もう22歳、小さい子が大好きな優しい大人になりました。その恐竜は今・・・・・
息子の部屋のクローゼットの中でゆっくり眠っておられます。

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