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2011年2月5日土曜日

モッコウバラの季節 

2006.10 記




            

 ある子育て支援センターの通信に載せていただいた文章を久しぶりに読み返してみました。5年ほど前の春のことです。あの頃私ほんとに弱虫だったなー!
 
 今年もまた、モッコウバラの季節が訪れました。年ごとに枝ぶりが良くなり、花で一杯のアーチの下を通る時は、身を細くするほどです。
 
 バラがまだつぼみの頃、千尋(娘)が夢に向かって家を旅立ちました。そして、多分、この花が花びらを落としてしまう頃、夫が新しい職場へ出発します。我家は、ついに、ひろ君(息子)とモモちゃんの3人になります。   
  
                                  春なのに・・・。


 結婚して以来、ずっと家族のことを最優先し、そのために仕事を捨てることさえ惜しくなかった私でした。でも、千尋はからだ一杯に希望を詰めて私の元を飛び立ち、夫も自分の仕事を極めるために東京へ旅立ちます。


 不思議なことに、私は、迷わずこのうちに残ることを選びました。家族の中で見つけた私の生き方を続けるために!
 
 決心はしたものの、時折襲ってくる淋しさに押しつぶされそうにななりました。そんな時「強がってないで、苦しいって言っていいんだよ。」と友が言いました。涙が、一筋ゆっくり頬をつたいました。だけど、少しだけ強くなったような気がしました。新しい家族の形を見つけよう。そんな気持になりました。
 
 モッコウバラの季節はもうすぐ終わるけど、庭のあちこちで,花たちが自分の出番を待っています。                              
春だから・・・・。

(2001-04)


 あれから5年、何回涙を流したことか・・・。苦しいこといっぱいあったなー。
でも、家族が、BeHappyのスタッフや友達が、そしてお母さんと子どもの笑顔が私の涙を乾かしてくれた。だからといって強くなったわけじゃないけど強い部分が少しだけ増えたかな!相変わらず弱虫はしっかり私の中に居座っている。そして、弱虫で何が悪い!なんて居直ったりして・・・。
 
 ひとは、きっと、弱いから集い合い、弱い部分を補いながら支え合うんだと思う。 BeHappyも、そんな支え支えられる場所のひとつになれたらいいな・・・
 


    なんて考えながら、新しい年を迎えようとしているエプロン先生でした。



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